MA室で大笑い 大学院生活#10

データをグレーディング、整音してもらうために送り、整音の中間監督チェックの日がきた。
整音のチェックはMA室という部屋で行われる。
念のため、編集の私も行く。

整音されると、全然違った印象になる。
おと、すげー!
おと、やべー!
そんな状態。
そして、整音や音楽が入ることを考えずに編集してしまったことが悔やまれる。
もうちょっと考えればよかった。
しかも、ブレスが気になってインパクトがあるシーンを別のシーンにしてしまったことが悔やまれる。
音楽が入るんなら、ここのシーンはもうちょっと見せておきたい、そんなシーンもあった。

どうやら、整音をやってくれている人が音楽を作る人で映像にその音楽をのせるらしい。

そして、その音楽を映像にのせてみると。
あれれ。
ちょっと笑っちゃう。
そして、すんごいメランコリーなシーンになっている。
驚き。

そして、大事なクライマックス部分の声にちょっとエコーをかけてもらう。
大爆笑!
え? いいの?
藝大作品なのに、いいの?
って思ってしまうほど。

だいたい藝大の作品は、難解なアート系なものが多い印象だし、実際そんな感じらしい。
私たちが作っている作品は全然違う方向へと歩み寄っているらしい。

講評会の時、大爆笑してしまいそう。
私たちは大爆笑間違いなしだ。
いや、どうせだったら、この方向でみんなに楽しんでもらおうよと監督に悪魔のささやきをする私。
むふふ。

もともとコメディーの作品でしたが。
昭和感漂うコメディーになりそうです。
残念ながら、この作品は学外に出ることがない。

撮影の時からトラブルがあり。
撮影時間は他の班よりも2時間半くらい短くなっちゃったけど。
でも、楽しい作品になりそう。
講評会の時、見ている人が楽しんでくれるといいな。
そう思いながらそれぞれの仕事を進めていくのでした。

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この記事を書いた人

元教師のビデオアンドフォトグラファー。北海道苫⼩牧市出⾝。2014 年あおもりムービーコンテスト知事賞受賞。教員を続ける傍ら、映画美学校初等科、⾼等科に通う。45歳にして東京藝術⼤学⼤学院映像研究科映画専攻編集領域に合格を機に教員を退職。2022年、同⼤学院を卒業する。現在、フリーで映像編集や映像制作、写真撮影を続けている。

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