毎年ですが、ぼっちで46歳になった 大学院生活#36

もう誕生日を迎えてもなんとも思わなくなってきたお年頃。
でも、Facebookを開くと、いろいろな方からお祝いの言葉をいただいた。
とっても嬉しい!

家族からも、私の誕生日は忘れられてるし汗
ましてや直接言ってくれる人もいません。
毎年のことながら、ぼっちで誕生日は迎えます。

ま、久々に時間あるし。
なんかしたい!
っということで、チーズケーキを作ってみることにした。
ショートケーキは胃もたれするお年頃なので。

もう、テキトーですわ。

分量も、作る工程も。


料理は道具。

この言葉をある方から聞いて。
なんとなくホッとしたんですよね。
だから、私もその方と同じ道具を揃えていました。

料理には愛情を、っていう人を容易に信用しなくなりましたね。
所詮、切り方やらタイミングやらの話で、愛情とやらを入れた料理に出会った試しもないし。


愛情って美味しいの?

今は自炊をしています。
たまにお惣菜を買うくらい。
でも、美味しいです。
自分で自分の好みの味にしているから。
そこには愛情などというものは入っていませんけどね。

ただ、道具をずーっと使ってなくて。

久しぶりにフードプロセッサーやら色々出してきて。
たしか、こんな感じの量だったよな?
っと計りもせずにどんどん入れていく。

で、ボタン、ポチ。
うぃいいーーーーーーーーーん。
っと回して2〜3分。

あ、チーズケーキの下に敷くやつ、作ってなかった。
っとおもむろにビスケットを手でくだいて。
バターをチンして、そこに流し込んで。
ぎゅっと押して押して固めて。

あ、なんか冷蔵庫に何かを入れたかもしれない。

ま、いいや。
もう焼いちゃえ!

って生地を流し込んで。
電気調理器も引っ張り出してきて。
「ケーキ」のボタンをポン。

焼かれるのを待ちながら。
20分くらいしたら終わっちゃった。

あれ? チーズケーキってもっと焼いた気がするんだけど。
中身を見ると、まだ焼けてない。

ひー!
また焼く。
今度は火力を上げたり、下げたりしながら。

なんか……焦げてる?
ま、しょうがないよ。
久しぶりだし。

で、完成。
やっぱ、焦げたな。

少し冷まして、晩御飯の後に食べてみた。
うん。やっぱり、下に敷いたビスケットの部分が丸焦げだ。
でも、それ以外のところは食べられる。
食べてみると、テキトーにやった割にはうまい!
やっぱ、道具だな。
高かったけど、働いている時に買っておいてよかった。

久しぶりだし。
まぁ、良しとしよう!
ということでお誕生日イベントはおしまい。

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この記事を書いた人

元教師のビデオアンドフォトグラファー。北海道苫⼩牧市出⾝。2014 年あおもりムービーコンテスト知事賞受賞。教員を続ける傍ら、映画美学校初等科、⾼等科に通う。45歳にして東京藝術⼤学⼤学院映像研究科映画専攻編集領域に合格を機に教員を退職。2022年、同⼤学院を卒業する。現在、フリーで映像編集や映像制作、写真撮影を続けている。

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