劇 小劇場にて「卒業式」を観劇

Facebookを見ていたら、何やら面白そうなものが流れてきた。

島根の高校生が東京の、下北沢でお芝居をやるらしい。

そんな時代になったんだな!

並んでるし。めっちゃ並んでるし。

先にお手洗い、と思ったけれども、入れん!

TSUTAYAの建物に入ってトイレに行くと、並んどる!

開演10分前に会場に行くと、やっぱり並んでる。

なんとか入るも、もうほぼほぼ席は満杯。

短編3本の90分程度のお芝居みたいです。

目次

葉桜と魔笛

女性2名と男性1名のお芝居。

何やら古そうな時代設定。

セリフの言い回しからもそれが捉えられる。

でも、ごめんなさい。

そんなに同じセリフを何回も言わないでください。

今日、朝、早かったんです。

なんとなーく、夢心地になってくる。

あ、また同じセリフ。やばい、落ちる。

心地よーくなってきちゃった。

ふと起きる。

あ、鼻水が・・・落ちる落ちる。

そこだけ気になっちゃった。

周りの方はグスグスしてたから。

ちゃんと見てたら、泣けるものなのかも。

でも、すみません。

眠さと闘ってました。私。

走れ!走れ走れメロス

男性3名のお芝居。

めっちゃ笑っちゃう。

こういうの、いいねぇ。

走れメロスです。内容は。

学生服着た高校生が突然メロスになって。

巻き込まれるようにセリヌンティウスになり。

最後は3人とも何故かパンイチになって走ってる。

これから何をしていくのか。

芝居はできるのか。芝居してー!

と言っている高校を卒業したての3人の男子たち。

いつか、どこかでまたこの3人でやって欲しいものである。

酒とお蕎麦と男と女

あれ?今気がついたけど。

ずっと演劇をやっていきたいと言っていた高校生。

全部に出ている。

そして、学生服から袴をつけてお侍さんに。

お蕎麦屋さんの設定に舞台は変わり。

お侍さんと蕎麦屋と女房の3人芝居。

ま、お侍さんが出てくる段階でお話は大体見えますよね。

そう。そう言うお話です。

ちょー見ていて安定。

ま、3人中2人は劇団の方のようなので、当たり前か。

無観客のステージ

彼らのお話によると、コロナ禍で高校生活がスタートして。

お昼もほぼほぼ黙食で。

演劇部の大会もほとんどが無観客で。

誰にも見てもらえない、そんな状況下での演劇部生活が終わったようです。

誰が悪いわけではないけれども。

その憤り、その気持ちはものすごくよくわかる。

私も大学院生活はzoomで始まって。

冗談まじりに「卒業するまでにマスク取れなかったりして」と言っていたら、現実に卒業するまでマスクは取れませんでした。

でも、演劇部なのに、無観客で演劇生活が終わってしまうのは、いたたまれない。

映画になっていた!

3本の中でやっぱり一番お気に入りは「走れ!走れ走れメロス」で。

その作品はドキュメンタリー映画になっていました。

2023年3月31日まで下北沢トリウッドにて上映中のようです。

これは見なければ!

すごくお芝居、面白かったので楽しみです。

#若手演出家コンクール2021

#卒業式

#島根県立三刀屋高校掛合分校演劇部

#島根県立三刀屋高等学校演劇部

#島根県立松江工業高等学校演劇部

#劇団一級河川

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

元教師のビデオアンドフォトグラファー。北海道苫⼩牧市出⾝。2014 年あおもりムービーコンテスト知事賞受賞。教員を続ける傍ら、映画美学校初等科、⾼等科に通う。45歳にして東京藝術⼤学⼤学院映像研究科映画専攻編集領域に合格を機に教員を退職。2022年、同⼤学院を卒業する。現在、フリーで映像編集や映像制作、写真撮影を続けている。

目次