過去の事象を捉え直すということ 100日ブログチャレンジ〜10日目

昨年、起業コーチングを習いました。

コーチングも受けてみました。

そこで、過去の事象を捉え直すということを最近、やっと自分でやり始めました。

なんとなく進みたいけれど進めない。

新しくチャレンジすることがうまくいかない気がする。

そんなことに捉われるしまう事が多い。

そこをなんとかしていきたいから。

目次

正直ものがバカを見ている気がする

どちらかといえば、ちゃんとしなくちゃいけないと学生時代は頑張った。

苦手も克服しなくちゃいけないし。

なんといっても普通にするということは日本で生きていく上でできなければいけない。

じゃないと世間体が悪いらしい。

みっともなく、見えてはいけないらしい。

みんな一緒にしないといけないらしい。

そんなことに捉われていた結果、真面目にならなきゃいけない。

真面目をしていた結果、真面目もなんとなく心地が良い。

ちゃんと、ちゃんとやっていこう。

そんなことが学生時代はうまく行っていた気がする。

いや、なんとかこなせていたというところだろう。

でも、教員になって働き始めるとどーにも違う。

真面目にちゃんとやればやるほど、なんとなく損をしている気がする。

アピールが上手い人はちゃんと仕事してますアピールがうまくて、そんなに・・・だよね。

そんな風に感じる事が多かった。

ちゃんとやっても見ている人がいなかったら意味がない。

正直ものがバカを見ている気がする。

どうにもそんなふうにしか思えてならなかった。

嫌な記憶が他の人にとっては嫌な記憶ではないという事実

ものすごく、ものすごーく嫌な出来事が多かった。

特に教員時代は多かった。

死ね、と毎日生徒に言われていたこともあった。

贔屓だ、贔屓だ。

と特に贔屓しているつもりはなくても生徒に言われまくっていた時期があった。

え、靴下ぐらい、長くても短くてもいいじゃん?

何か問題でも?

と思うけれど、短い靴下が許せない教員とは表立ってではないけれど対立していた。

どうにも折り合いがつけず。

最後にその人にはありがとうも、お世話になりました、も言えずに学校を去った。

苦々しい記憶だ。

嫌な記憶となった。

でも、同じ出来事でも捉え方が違うことでそんな記憶にすら残らない人がいるらしい。

こんなに今でも苦しめる事があるというのに。

私が嫌だな、と感じていることでも、同じ現象を体験していた人でも嫌だと感じない人がいる。

それは確かだ。

他の教員だって贔屓だって言われていたのを聞いた事がある。

「贔屓だ!」と言っていた生徒は私がいまだにそのことを引きずっているとすら思ってもいないだろう。

多分、言われていた他の教員だって引きずることはないだろう。

そして、贔屓だと言われてしまった生徒もそのことは忘れている可能性の方が高い。

ひいきという言葉だけ捉えると別にどうってことない。

それを私が侮辱されているんだろうと捉えたのはどうしてだろう?

何がそう捉えるきっかけになっていったんだろう?

というのを考え直す作業をしている。

嫌な出来事は言葉だけで受け取り、感情は受け取らない

嫌な出来事は言葉だけを受け取り、感情は受け取らないということが大事らしい。

ひ・い・き・だ

言葉を分解してみるとなんてことはない。

じゃあ、私はどうして侮辱を受けていたと思ったのだろう?

少なくとも生徒からの悪意は受け取っていたと思う。

その頃、相手にしていたのは愛情が足りていない生徒だったんだろう。

相手をして欲しくて。

でも、甘えるにはちょっと成長しすぎていて。

うまく表現できずに憎まれ口を言うに至ったのだろう。

と推測ができる。

今なら言葉自体になんの感情を受け取ることもなく、あ、そーですか。と言う状態になるだろう。

でも、なにぶんそれを蓄積させすぎた。

それが過去の経験となって、うまくいかない前提を作り出してしまった。

新しいことすら過去と照らし合わせて「うまくいかない」と自分で判断してしまうようだ。

なんとなく・・・もったいない。

そう、もったいない気がする。

新しいことは別事象なのに。

失敗ではなく、うまくいくまでやってみること

過去がどうであれ、やってみることが大事だ。

新しいことをやってみるのは怖い。

怖くて、また今までみたいに失敗してしまったら、嫌な記憶だけが残ってしまったら・・・

と考えてしまう。

でも、うまくいっている人たちはうまくいくまでやっているということも昨年から勉強しまくってわかったことでもある。

少しずつでもいいからやってみよう・・・

ああ、でもおっかない。

そんなことをしながら進んでいっています。

牛歩なみ。

でも、昨年の五月から見たら大きな進歩をしていっている。

小さいこともコツコツと。

苦手だ。

だからやっている。

最近、自分でも少しずつ進歩していることを実感できるようになってきた。

大きくできなくても少しずつでも進んでいこう。

嫌な出来事は私の中で消してしまうということはしない。

でも、気にならない事象として捉え直す。

そうすることで怖いと思う事が少しずつ減っていく・・・

減っていってー!

最近、何やるにしてもおっかないからー!

早く嫌な出来事たち、ちっちゃくなってー!

と思っている今日この頃でした。

#100日ブログチャレンジ

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この記事を書いた人

元教師のビデオアンドフォトグラファー。北海道苫⼩牧市出⾝。2014 年あおもりムービーコンテスト知事賞受賞。教員を続ける傍ら、映画美学校初等科、⾼等科に通う。45歳にして東京藝術⼤学⼤学院映像研究科映画専攻編集領域に合格を機に教員を退職。2022年、同⼤学院を卒業する。現在、フリーで映像編集や映像制作、写真撮影を続けている。

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