なみだがとまらないー! 映画「走れ!走れ走れメロス」

3月末で終了だったのですが。

なんとかギリギリセーフで映画を見にいけてました。

だいぶ遅いですが、映画を見た感想を書いてみました。

目次

彼らは「負け」から始まった

彼らは高校演劇部の大会で、最初の大会で敗退してしまうんですよ。

私も演劇部を指導していたこともありました。

最初は惨敗した苦い経験。

もう、どーしても負けちゃう。

代表には選ばれない。

さらに彼らは誰かに演劇を見て欲しくてもコロナ禍で無観客で。

誰にも見てもらえない。

悔しくて悔しくて。

そこからどんどん話は発展していきます。

はみだしものだった高校生

ここしか行けないから。

そういう感じで3人は高校を選び。

先生方から諦められている3人。

本人たちのインタビューからは高校ではそのように思われている節がある。

でも、演劇を始める。

そこから色々なものが動き始める。

そこには3人の大会で負けて悔しかったけど、なんとかやっていきたい。

そういう気持ちに大人たちが動いてあげたかったというものが絡んでくるようで。

なんとか頑張って。

映画を見ていると、自然と思えてしまう。

東京でお芝居をすることに

なかなかないですよ。

地方の演劇をやっている人が東京で演劇ができるという機会は。

私も地方でずっと演劇をやっていましたが。

青森県で所属していた二つの劇団以外はそういう機会、なかったなー。

ま、昔はってことで、今はそうでもないのかな?

とにかく、3人の悔しい思いがこんなにもいろいろは人を絡めらて規模がどんどん大きくなっていく。

見ているこっちが泣けてしまう

終盤、悲しい出来事があり。

めっちゃみんな泣いているシーンがあり。

そんなに泣かないでよ。

こっちが泣けてきちゃうじゃんか!

そのくらい高校生たちにとってはものすごく衝撃的な出来事があり。

未来、2023年に東京の下北沢で卒業間際の演劇公演を見た側としては、そんなに落胆しなくても、いい未来が待っているから。

だから、だからそんなに泣かないで!

そんなに悲しまないで!

頑張って。

そう応援したくなるような映画でした。

上映は終わってしまいましたが…

本当にギリギリに見にいったから。

もう一度見に行くことができませんでしたが。

またどこかの映画館でやってほしいです。

そんな映画でした。

この作品は色々な高校生に見てほしいです。

私が出会ってきた高校生たちは未来を悲観している人が多かった。

そして、やる前から選択肢が諦めるが第一に来る、そんな高校生にぜひ見てほしい。

悲観していた高校生活を送っていたな、という方にも見ていただきたい。

なんなら、芸術鑑賞枠で高校で見てもらってもいいかもしれないな。

おまけ

この映画、Yahoo!ニュースにも取り上げられていたんですね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/374481fa13555101733a1405afd1ce5da4adcfa7

またどこかでやることを願ってTwitterのリンクを貼っときます。

https://twitter.com/runmelos_k?s=20

#映画「走れ!走れ走れメロス」

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この記事を書いた人

元教師のビデオアンドフォトグラファー。北海道苫⼩牧市出⾝。2014 年あおもりムービーコンテスト知事賞受賞。教員を続ける傍ら、映画美学校初等科、⾼等科に通う。45歳にして東京藝術⼤学⼤学院映像研究科映画専攻編集領域に合格を機に教員を退職。2022年、同⼤学院を卒業する。現在、フリーで映像編集や映像制作、写真撮影を続けている。

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